大宮院 スタッフ

変形性膝関節症に対するリハビリテーションのQ&A

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変形性膝関節症に対するリハビリテーションのQ&A

こんにちは!

 

大宮ひざ関節症クリニック、コンシェルジュの永倉です(^^)/

 

12月に入り、21度という温かい日があると思うと雨降って寒い日もあって、

体調管理が難しいですが免疫を落とさないようにしていきましょうね?

 

 

最近、リハビリでよく質問されることがあるのでリハビリQ&Aをします

 

 

本日のQ&Aは「大腿四頭筋の筋力訓練」についてです

質問としては「やり方」をよく聞かれますが、あとは「考え方」も説明していきます

実際の日常動作と照らし合わせて説明していきまね(^^

 

 

日常動作:椅子からの立ったり座ったり

動作を分解していくと、

①椅子からの立ち上がり動作

②椅子への座る動作

③座る際の体を支える(耐える)動作

 

 

この話は【筋収縮の様式】という話になってきます!

上記椅子からの動作①~③に合わせて、大きく分類すると下記の3種類に分かれます。

①:短縮性収縮(コンセントリック)>>筋肉が縮みながら力が発揮している状態

②:伸張性収縮(エキセントリック)>>筋肉が伸びながら力が発揮している状態

③:等尺性収縮(アイソメトリック)>>筋肉が一定の位置で静止したまま力が発揮している状態

 

 

このように、同じ運動のメニューでも収縮の様式は変わってくるんです。

ここで良く使われる筋力運動が大腿四頭筋の訓練(レッグエクステンション)になります!

 

※インターネット画像参照

 

この運動で筋収縮の様式を当てはめていきます!

①膝を伸ばす動き

②膝を曲げて降ろす動き

③膝を伸ばしたまま止めている状態

 

このように①~③と全てに意味がある動きになります!

 

これらを意識して運動すると!

①膝を伸ばす時に太ももの筋肉が縮んでいることを意識する

②伸ばしたら10~15秒キープする(止めておく)

③降ろす際にゆっくり(4~8秒)かけて降ろしていく

 

このようになります!

 

そうすると、

日常動作:椅子からの立ったり座ったり

①椅子からの立ち上がり動作

②椅子への座る動作

③座る際の体を支える(耐える)動作

 

この一連の動作それぞれの力が付くような運動になります!

 

なので筋力運動は意識性が大事と言われるように、

しっかり意識して運動することがポイントとなります!

 

 

同じ運動をしている方が居ましたら、

一段階レベルを上げて、意識を高めてチャレンジしてみましょう(^^)/